55: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/05/29(金) 22:57:36.72 ID:aaCQkf6P0
隣人「さて、さっきみたいに逃げられても困りますし・・・・・・」
プルルルルルル
隣人「あ、もしもし、先輩?聞こえますか?」
花子(男に、電話?)
隣人「ちょっと電話、そのままにしてもらってていいですか?」
隣人「ちょっと、厄介な方が先輩に電話しそうなんで、これで対策をと思いまして」
メリー(今の内にロック解除しとくの。電話の準備もしておくの)
花子(メリーの電話封じっ!?そんなやり方で!?)
貞子(ほ、本格的に逃げ場が無いです。ええっと、誰かが特攻して彼女を抑え込めば残りは逃げられる?)
隣人「じゃあしばらくミュートにしといてください。うるさくなるかもしれないんで」
メリー「・・・・・・」ピッ
隣人「知ってますよ、メリーさん。あなたの電話って、他人の電話を強制的に終わらせる機能はついてませんよね?あくまでも電話の機能に則る使い方」
隣人「だから、こうやって電話先さえ押さえておけば今この場で一番厄介なワープは使えない」
隣人「貞子さんや花子さんは使う道具や場所が手元にないみたいですし・・・・・・ゲームセット、ですかね?」
花子「あ、や、やだ・・・・・・」
貞子「し、死にたくない・・・・・・やだ、あの世界に戻るのは、やだ・・・・・・」
メリー「二人とも、がたがたうっさいの」
隣人「・・・・・・メリーさんは、諦めた感じですか?」
メリー「そもそも私らは堅気の生き方してないんだから、楽に死ねるなんて思ってないの。除霊だとか寺生まれだとかそういうリスクはそもそも承知のはずなの」
花子「でもぉ!」
隣人「ふふふ、いいですよぉ。そういう覚悟が決まってる人は大好きです。まあ独りぼっちは寂しいでしょうから、まとめて全員あの世に送り返してあげますよ」
貞子「く、来るっ・・・・・・ああ、神様・・・・・・」
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