52: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/05/29(金) 22:50:33.02 ID:aaCQkf6P0
メリー「ひいいぃっ!」
貞子「い、いるんですね!?そこに、やつがっ!」
花子「あ、あの扉は頑丈よ。ここは結構防犯の作りがしっかりしてるって男が言ってたもん。だから、そう簡単に壊されるはずがない」
メリー(たしかに、もし暴力的な都市伝説のやつらから襲われても逃げ込めるようにそういう家は選んでもらったけど・・・・・・本当に大丈夫なの?)
貞子(ひっかかるところがあります。この家、結構高いところなのになぜ壁に穴が空いていたのか。『偶然』この部屋に穴が空いていて、そこから覗かれていたというのは考えにくい)
貞子(穴はもともと空いていたのではなく、空けられたと考えた方が自然。しかし、ここの分厚い壁をどうやって・・・・・・?)
貞子(防音もしてるということでここを選びましたから、壁自体は結構頑丈なはずなんです。だからドリルか何かでも使わないと空けられなさそうですけれども)
貞子(たとえば、向こうは何らかの手段で壁に穴をあける手段を持っていて、それはもっと大規模にできるものだとしたら・・・・・・?)
貞子「メリーさん、私や男さんたち、そして付近の住民に全く気付かれずに壁に穴をあける方法って想像できますか?」
メリー「え?んー、さすがにちょっと・・・・・・掘るのはむりだし、削るのも無茶なの。だったら後は溶かすぐらいしか・・・・・・」
貞子「っ!そ、それです!あの人は、壁を溶かして穴をあけたんです!」
花子「え、ま、まさか、そんなはずないじゃん。やだなぁ、もう。そんな分厚い壁を狙って溶かしきる溶剤なんて・・・・・・」
ジュウウウウウウッ
花子「なっ、なにっ!?」
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