31: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/05/29(金) 00:50:50.87 ID:aaCQkf6P0
メリー「赤い部屋」
花子「・・・・・・ん?」
貞子「えっ、あっ、えっ、えっ?」
メリー「お前らも見た穴の向こうの赤色は、『赤い部屋』で間違いないと思うの」
花子「えーと、あれってどういうオチだったっけ?」
貞子「壁の向こうが赤色の部屋だと思い込んでいたけれど、実際はそこに住んでいる女の目が赤かったからって話ですね。要は向こうがずっとこちら側を覗いていたってオチで・・・・・・あっ」
メリー「ってことで、それがわかった以上何か対策を取りたいの。とりあえずパテかなんかで穴を埋めようと思ってるけど・・・・・・」
貞子「あ、ま、待ってください!あ、赤い目の人、私、会いました!」
花子「赤い目の『人』?この現代日本で?アルビノ?」
貞子「えっと、あの人はたしか男さんの会社の後輩だとか言っていて、夜勤で目が充血してるんだと思ってましたけど・・・・・・よく考えたら充血して赤くなるのは瞳じゃなくて白目の部分ですね」
メリー「つまり、貞子は直接会って顔を見られてるの?」
貞子「そうですね」
メリー「そして部屋にいる姿も、向こうを覗く姿も見られてる」
貞子「はい」
花子「・・・・・・こいつ生贄にすればよくね?」
メリー「賛成なの。この話は終わりなの。パフェ食ったんだから玉砕してこいなの」
貞子「私の命はパフェより安いと!?」
メリー「男の命よりは軽いの。さっさと死んで三度目の人生リトライするといいの」
貞子「いーーーやーーーー!死にたくないー!」
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