4: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2020/05/27(水) 23:05:40.43 ID:2W1HMdpE0
夕美「よーい」パンッ
P「……」グイッ
夕美「きゃ……」
ドン
P「『お前さ、俺のものになれよ』」
夕美「……」トクン
夕美「……あ、あのっ、私、そういうのは……もちろんねっ、Pさんのこと嫌いってわけじゃないし、その、どっちかっt」
P「おい台本台本」
夕美「ああっ、ご、ごめん!」
P「それで本番大丈夫か? もっとイケメンが迫ってくるんだぞ?」
夕美「あ、それは大丈夫」キッパリ
P「え、あ、そう……」
夕美「……ふぅ……で、でもいいね、かなりドキドキした」
P「それでいいのか? きっぱり断って言い返すんだろ」
夕美「うーん、それは……でも意外とこの反応は正しいのかも……」
P「ほう?」
夕美「相手だって一応は顔がいいという設定なんだから、急にこんなに距離を詰められたら、平静でいられる方がおかしいよね?」
P「あー、まぁ、そんな感じの役ならそうかも?」
夕美「だからここは、言葉では跳ねのけているけど、内心どぎまぎもしているんだと思うの」
P「なるほど? いまのは内心どころじゃなくどぎまぎしていたと思うけど……」
夕美「それは私の覚悟が足りなかったせい! あの、台本通りにできなかったんで、もう一回って……お願いしていいかな?」
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