魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/07/06(月) 22:20:28.23 ID:pk1z5v1c0
【クーリア×リュウ編】
リュウ「よ」
クーリア「リュウ!おそいよー!」
リュウ「悪いな…リンナの目を盗むのに時間がかかった」
クーリア「もー…ま、許すよ!!」
リュウ「そうか、時間は少ししかないが…」
クーリア「いいよー!!さ、街を見て回ろ!」
リュウ「…俺は、昔の記憶がないことは知ってるよな?」
クーリア「うん、そうだね」
リュウ「…もし、俺が凶悪な本性を持ってたら、どうする?」
クーリア「んー…何も、変わらないかな?」
リュウ「お前な」
クーリア「そんな本性があるなら、もう暴れててもおかしくないしねー」
リュウ「…一理あるな」
リュウ「なあ、お前は卒業したら、どうするんだ?」
クーリア「何も考えてないよ?リュウは?」
リュウ「俺もだ」
リュウ「だが…」
リュウ「魔法学園では、多くの出会いがあった。あんな化け物がいる、ということもな」
クーリア「あはは、フィニーちゃんに対してひどくない?」
リュウ「だが、事実だ。魔法の天才に、剣術も抜群。井の中の蛙だということを痛感したよ」
クーリア「あー、あの子剣もすごいもんね」
リュウ「…俺は、貴族とはいえ、結局剣や魔法みたいな戦いしか知らないからな」
リュウ「それ以外を知るために…旅をしてもいいかもしれないな…と思っている」
クーリア「そっか…じゃあ、私も!!」
リュウ「…いや、お前は本当に貴族だろ?何かあったらどうするんだ」
クーリア「といっても、私跡継ぎでもなんでもないしね。武者修行は、きっとみんな認めてくれるから」
リュウ「…ふっ」
クーリア「最初はどこ行く?帝国?王国?」
リュウ「そうだな…」
【リュウ×クーリア編】完
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