魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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997: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/07/06(月) 22:20:28.23 ID:pk1z5v1c0
【クーリア×リュウ編】



リュウ「よ」

クーリア「リュウ!おそいよー!」

リュウ「悪いな…リンナの目を盗むのに時間がかかった」

クーリア「もー…ま、許すよ!!」

リュウ「そうか、時間は少ししかないが…」

クーリア「いいよー!!さ、街を見て回ろ!」



リュウ「…俺は、昔の記憶がないことは知ってるよな?」

クーリア「うん、そうだね」


リュウ「…もし、俺が凶悪な本性を持ってたら、どうする?」

クーリア「んー…何も、変わらないかな?」

リュウ「お前な」

クーリア「そんな本性があるなら、もう暴れててもおかしくないしねー」

リュウ「…一理あるな」



リュウ「なあ、お前は卒業したら、どうするんだ?」

クーリア「何も考えてないよ?リュウは?」

リュウ「俺もだ」



リュウ「だが…」


リュウ「魔法学園では、多くの出会いがあった。あんな化け物がいる、ということもな」

クーリア「あはは、フィニーちゃんに対してひどくない?」

リュウ「だが、事実だ。魔法の天才に、剣術も抜群。井の中の蛙だということを痛感したよ」

クーリア「あー、あの子剣もすごいもんね」


リュウ「…俺は、貴族とはいえ、結局剣や魔法みたいな戦いしか知らないからな」


リュウ「それ以外を知るために…旅をしてもいいかもしれないな…と思っている」

クーリア「そっか…じゃあ、私も!!」

リュウ「…いや、お前は本当に貴族だろ?何かあったらどうするんだ」

クーリア「といっても、私跡継ぎでもなんでもないしね。武者修行は、きっとみんな認めてくれるから」


リュウ「…ふっ」

クーリア「最初はどこ行く?帝国?王国?」

リュウ「そうだな…」


【リュウ×クーリア編】完


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