魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/06/28(日) 20:37:00.82 ID:BDSJNmLf0
【王国領 ジーベンド領】
フィニー「…ひどい」
ゼルド「まあ、ここが…王国の最底辺だろうな」
ナンナ「ジーベンド領は、王国一の過酷な領地ですが…税も重いうえに、一族のボンクラ化がひどい領地ですね」
ゼルド「最近では、変な病がはやってるらしいしな。俺らもあんま長居すると、うつりかねないぜ」
ナンナ「ですねー…フィニーさん?」
フィニー「病?これが、ですか?」
レイン「どういうことなの、フィニー」
フィニー「…これは、魔法ですよ」
ゼルド「どういうことだフィニー!?」
ザルグ「フィニーさんは、毒のスペシャリストだからね」
ゼルド「なんでお前が得意げなんだよ」
フィニー「…私と、似たような魔法が、どこかから流れてます」
レイン「え?」
フィニー「…川の、上流でしょうか?」
ゼルド「…え?領主の城ってことか?」
ザルグ「そんな…」
(ちゃぽ…)
フィニー「…魔法ですが、水×土のお粗末な融合魔法ですね」
ザルグ(お粗末な融合魔法ってなんなの)
ゼルド「…治療とか、できそうか?」
フィニー「見てみないとわかりませんが…」
ゼルド「ちょっと、試してみるか」
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