魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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686: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/27(土) 20:30:46.84 ID:rKxtkj2q0
フィニー「他の…火、土、水の末裔はまだいるんですか?」



シスターエル「火と水は王国にいったと聞いているわね。土は、公国かしら、たしか…」

デナント卿「とはいうものの、あったことはないからね。私たちは風の一族のことしかわからないよ」



フィニー「それと、闇魔法は、関係があるんですか?」


シスターエル「あるといえば、あるし、ないといえば、ないわね」

デナント卿「聖種の末裔は高い魔法への適性があって、光魔法と闇魔法はすべての魔法に適性がないと使えないからね」

シスターエル「直接は関係はないが…といったところか」




フィニー「…シスターエルたちは、どうやって来たんですか?」

シスターエル「私たち?そもそも私たちは、普通に歩いてきたのよ」

デナント卿「うん。大陸中央にあるネビラル山の奥は、魔族の住処だからね」

フィニー「…はじめて知りましたよ」

デナント卿「魔族へ対する狂気は、ちょうどヴァルステリアたちが動き終わったあとで始めたからね…」




デナント卿「コーヒーでも飲むかい?」

フィニー「あ、はい」




(ブレイクタイム…)





フィニー「他にもまだ聞きたいことがあるんです」



フィニー「大陸歴350年の軍勢が、シスターエルたちが言っていた戦いですか?」

シスターエル「そうなるわね」

デナント卿「どこから呼び出されたのかわからないうわけどね。…ただ、その戦いで、魔物は全滅したらしいよ」



シスターエル「召喚魔法は、2種類ある…というか、2種類になった、という言い方が正しいわね」

フィニー「どういうことですか?」



シスターエル「本来は、【魔物】を呼び出すものだったのに、どう改造したのかわからないけれど【魔族】も呼び出せるようになったのよ」

フィニー「改造された、ということですか?」

デナント卿「そうだろうね。なぜ、そうなったのかはわからないが…」



シスターエル「…刻印を持つ人間は、皆魔族の血を引いているといえるわ」

デナント卿「なんならこの世界の人間は、どこかで魔族の血を持っている、といえるかな」

フィニー「そうだったんですか…」


デナント卿「ただ…魔法が使える人はこれからドンドン減っていくと思う」

フィニー「え?」



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