魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
1- 20
501: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/17(水) 23:26:42.25 ID:J+REQkd50
テスラ「…ザルグ、フィニーさんと幸せになるためには…ってうのは?」


ザルグ「はっきり言おうかな。今、王国で一番戦力があるのは、フィニーさんを抱えているクロウズ領だから」


クラウス「まあ、それはそうだな」


ザルグ「そんな領地を、王家が認めると思う?」



レイン「ないわね」

クラウス「ないな」

スリア「ありませんわね」




ザルグ「だからこそ、ヴェルドさんの王家簒奪に協力し、恩を売っておきたい。少なくとも、ボク、アリス、そしてフィニーさんには国を支配する目的はないから」

フィニー「ザルグさん…」



ザルグ「最悪、フィニーさんをあの第二王子にとられかねない…それだけは、絶対に許せないから」



ナンナ「…なるほどー」


ザルグ「フィニーさんを使って理由にしちゃってるみたいになってるのが、自分でも嫌だけれどね…」



フィニー「私は…私は…」


ナンナ「まあさすがに情報が急すぎますよねーでも、フィニーさんが奪われかねないのは、間違いないでしょうねー…」


レイン「ええ。クロウズ領を偽の謀叛の容疑でとらえて、ザルグは処刑、フィニーとアリスを奴隷に…なんてこともありえるでしょうね」

フィニー「うう…」



ザルグ「まあ、本当に謀叛の意思があるんだけどね」

ナンナ「確かに」



フィニー「…私には、判断材料が足りません」

ザルグ「うん、そういってほしかった」

フィニー「え?」


ザルグ「これらは、あくまでボクらの意見だからね。フィニーさんは、違う見方をしてくれるかもしれない」

フィニー「でも、そうなったら…」

ザルグ「問題ないよ。それでも、ボクはフィニーさんとどこへだって戦いくから…」

フィニー「ザルグさん…」



テスラ「暑くなってきたね…暖房が効きすぎだよ」

レイン「氷魔法でもつかいましょうかね…」






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/472.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice