魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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498: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/17(水) 23:14:22.29 ID:J+REQkd50
フィニー「ゼルドさんですか?」


ナンナ「違います。王子さまは…ヴェルドさん、です」



レイン「そうなのよね。アールグレイ家が養子を取った、という話は聞いたことがあったけれど、まさかねぇ」

クラウス「まあ、俺の家も完全にその発想はなかったらしいからな」

スリア「私もびっくりしましたわ…」



フィニー「…ヴぇ、ヴェルドさんが王子だったなんて全然気が付きませんでしたー!」

ザルグ(フィニーさん…ヴェルドさん…?ってなってたよね)

フィニー「うう、一度戦ったことがあるくらいで…」




ナンナ「まあ、それはどうでもいいんですよー」

フィニー「ひどい!」


ナンナ「大事なのは、あなたたちは、どちらを取るか、ということです」




レイン「ベルウォール家は、王家のために、王家を守るために存在しているわ。だからこそ、悩んでいる」

クラウス「俺は、クレストリア領として言わせてもらうなら、どれだけ簒奪の成功率があるかどうか、だな。ベルウォール家の人間として言うなら、止める役割になったほうがいいとは思うが」

スリア「私の家に、どれだけの見返りがあるか、ですわね…正直、冷遇されているのは事実なので、これを機に…ということも考えてますわ」

テスラ「ボクは…できることなら、守る方になると思う。父さんや兄さんと戦いたくないし…」




フィニー「ざ、ザルグさんは…!?」

ザルグ「ボクは、ゼルドに協力する姿勢で行こうと思ってる」

フィニー「!?」



ザルグ「クロウズ領の利益もそうだけど…何よりフィニーさんと幸せになる可能性は、こっちのほうが高いってふんだから」

フィニー「ザルグさん…」



クラウス「…割と、意見分かれたな」

スリア「私たちは、みな親友といえる立場ではありますが…それでも、今回は自分の意思で決めないといけませんもの」





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