魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/06/07(日) 20:58:55.85 ID:c9224auv0
リンナ「あら…フィニー」
フィニー「リンナさん…ちょうどいいところに」
リンナ「この前の、話よね?」
フィニー「はい」
(そして…)
リンナ「そうね。刻印が後天的に変わることは、ないとされているわ」
フィニー「ですよね…あ、大刻印に変化することは?」
リンナ「フロウ先生の話の中ではなかったわね」
フィニー「…でも、今回の件は話が違いますよね」
リンナ「そうね」
フィニー「…一度、話を整理してみたいんですけど…順序だてて話しをしてもらえますか?」
1.リンナ『そうね…そう思い至った根拠は、刻印が違うことなの』
2.リンナ『私は、初めてザルグに出会ったのは3歳の時…その時の、王城で行われたパーティーかしら』
3.リンナ『クロウズ領の唯一の生き残りとして、彼は奇異の目で見られていたわ』
4.リンナ『だけれど、あまり話をするのが得意でない私に声をかけてくれたわ』
5.リンナ『その時に、見せてもらったのは…左肩に風刃の刻印をもっていたわ』
6.リンナ『その時は、一番上の兄をクロウズ領のせいで失ったとは聞いていなかったから…とても、いい人だと思ったわ』
7.リンナ『そして、そのあと…私と彼の婚約が改めて結ばれたのだけれど…』
8.リンナ『聞いているとはおもうけれど、2番目の兄の変死。それに、彼の刻印が変わっていたこと』
9.リンナ『その点でお流れになったのよ』
フィニー「ん…?」
フィニー(安価↓2のところ…違和感を感じたような…)
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