魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/06/06(土) 18:14:17.90 ID:6SCtMu8R0
【クロウズ領 領主の家】
フィニー「来ましたね…」
ザルグ「うん。そうだね」
フィニー「…今更ですけれど、平民の私で、認めてもらえるでしょうか?」
ザルグ「ボクが認める。領主の意見に逆らわせない…!」
フィニー「ザルグさん…ありがとうございます」
【領主の部屋】
フィニー(部屋の奥に、ベッドがある。そこで、半身を起こしているのが…)
ザルグ「母さん。大事な話があるんだ」
ミルス「…」
フィニー「はじめまして。私は、レイン=エルランドと申します」
ザルグ「ボクは、このフィニーさんと結婚を前提としたお付き合いをしているんだ。だから、改めて挨拶をしに来たんだ」
ミルス「…ええええええ!?」
フィニー「!?」
ミルス「ちょ、母さん聞いてないわよ!?どういうことザルグ!?」
ザルグ「そのままだよ。ボクは、フィニーさんと結婚する!」
フィニー「は、はい!私、生まれは平民ですけれど…」
ミルス「そんなことはどうでもいいのよ!」
フィニー「どうでもいいんですか!?」
ミルス「えええ…我が息子に嫁ができるなんて…えぇ…悪いこと言わないわ、フィニーさん。やめておきなさい」
フィニー(ひどい)
ミルス「ザルグの何がよかったの…?半分…いえ。ほぼ引きこもりよ!?」
ザルグ「ボクの愛が伝わったんだと思う」
ミルス「今はまじめな話をしているのよ」
ザルグ「まじめだよ!」
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