魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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159: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/02(火) 22:52:01.41 ID:KaVnMRPw0
シスターエル「…そうね。これは、話しておくべき事実ね」

フィニー「はい」



シスターエル「…私と貴方の関係から」


フィニー「え?シスターエル・・・どういうことですか?」



シスターエル「私は以前言ったわよね。貴女は教会に捨てられていたと」


フィニー「はい」



シスターエル「それ、ウソなの」


フィニー「…どういうことですか!?」



シスターエル「ええ。順序だてて話すわね」




シスターエル「今から16年前…この教会に1人の女性が駆け込んできたの」

フィニー「はい」


シスターエル「その女性は…私の妹。ルナという名前よ」


フィニー「…」



シスターエル「私は、正直いうと驚いたわ。遠くに住んでいたし、もう長いことあっていなかったから」


シスターエル「そして、もう一つ…もう、全身血まみれだったのよ。突然誘拐されてしまったらしくてね…」


シスターエル「そして、妹は妊娠していたわ。まあ、結婚していたからそんなに驚くことはないんだけれど」


フィニー「シスターエルは結婚しないんですか?」

シスターエル「だまらっしゃい」


シスターエル「身重の体は逃げれない、と判断したみたいでね。女の子を産んで、身体もボロボロなのに、去っていったわ」

フィニー「…その、女の子が」



シスターエル「そうね。貴女よ。フィニー」


フィニー「…お母さんは、どうなったんですか?」

シスターエル「わからないわ…貴女のために、追ってくるな、ときつく言われたし、魔法もものすごく喰らったわ…」

フィニー「えぇ…」


シスターエル「…だから、わからないわ」

フィニー「…それで、なぜ私を保護しようとする動きが?」







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