【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 6巡目
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634: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/05/28(木) 19:26:22.77 ID:M/ICJO8o0
リリス「あはは、そんなに驚かないでよおねぇさん。あーしだってちょっとは怖がるんだよ?」

ドロシー「へ……え?」

身体全体にローブを羽織っている、とても綺麗な顔立ちをした少女? が、ニコニコと笑いながら、わたくしに話しかけてきました。

リリス「あーしの名前はリリス……ねぇ、おねぇさんの名前は?」

ドロシー「え……ん、んんっ。わ、わたくしドロシーと申します。えっと、リリスちゃんはわたくしに何の用で――」

リリス「ふふ、せっかちさんなんだぁドロシーさん……ね、ね? もし上手く使いこなせない魔法があるんだったらあーしが上手く使えるようにお手伝いしてあげよっか?」

ドロシー「お、お手伝い?」

リリス「うん! 使うだけでえっちな感情がとぷとぷとぷーって溜まって行ってぇ……むらむらして堪らないよぉってなっちゃう魔法。ドロシーさん、覚えたでしょう?」

ドロシー「――――っ!?」

な、な、な、な、な――!? 何を言ってるんですかこの子は!?

む、むらむ……!? そ、それよりも! どうしてわたくしがドレイン魔法を覚えたことを知って――。

リリス「ね、ね? あーしだったらその魔法もっと上達させてあげられるよ? ほら、使える手札はもっと強くしないと、ね? ほら、あーしと一緒に……ね? 丁寧に丁寧に、教えてあげるから――」

……彼女の、甘ったるい匂いが。わたくしの身体を包み込んできました。

甘ったるくて、甘ったるくて。もう嫌になっちゃうくらいに甘いのに――その甘さが、何故か堪らない。

ドロシー「ぇ……」

リリス「おいで、おいで?」

そして、わたくしは。その分かりやすい甘い罠に――――。


コンマ0であーあ。

コンマ一桁tyっか


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