【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」
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626: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:00:09.66 ID:pFPVZCg70
幸子「....あの」
アゲハ「?」
幸子「....なぜ、こちらに住んでいるんですか」
627: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:01:45.61 ID:pFPVZCg70
アゲハ「死んだ時のこととか、身体のこととか」
アゲハ「好奇心に駆られてそういうことを聞く人ばっかりだったのに」
アゲハ「幸子ちゃんは、住んでいる理由なんてものを一番に聞いてくれたから」
628: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:02:38.07 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....」
アゲハ「....一度死んだ人間が生き返ったら」
アゲハ「そこに居場所はないの」
629: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:03:15.80 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....これでもね、私の家は絵にかいたような幸せな家族だったんだよ」
アゲハ「両親や姉妹、友達....」
アゲハ「周りの人たちからたくさんの愛情をもらって生きてた」
630: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:05:07.30 ID:pFPVZCg70
アゲハ「ゾンビ映画に出てくるゾンビって、みんなに怖がられて、逃げられて」
アゲハ「最後は殺される」
アゲハ「もちろん私の周りの人たちはそんなことしなかったけど」
631: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:05:34.88 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....周囲の人たちの視線から逃げて、私はここに来たの」
アゲハ「それからはもう何年も樹海を出てない」
アゲハ「私はご飯もいらないしね」
632: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:16:09.79 ID:pFPVZCg70
アゲハ「でも今は、これでよかったんだと思う」
アゲハ「あのまま家にいたところで」
アゲハ「誰も幸せにはなれなかったから」
633: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:16:39.47 ID:pFPVZCg70
アゲハ「これで自己紹介は終わり!」
アゲハ「それでは幸子ちゃん、お話をどうぞ!」
幸子「アイドルやりませんか?」
634: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:17:30.48 ID:pFPVZCg70
幸子「このような美少女が樹海の奥底に眠ったままなんて」
幸子「世界の損失ですよ!」
アゲハ「....そんなこと言ってもらえると、嬉しいな」
635: ◆bL5b7ovQmQ[saga]
2020/05/31(日) 23:18:02.99 ID:pFPVZCg70
アゲハ「私はもう何年も前に死んでいて、今ここにいるのは
幸子「生物学上の生き死になんてどうでもいいんですよ!」
アゲハ「!」
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