ミリP「同級生とお出掛け」馬場このみ「……デート？」【ミリマスSS】-SS速報VIP

ミリP「同級生とお出掛け」馬場このみ「……デート？」【ミリマスSS】

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1: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:17:08.27 ID:Ds8HJ7Zf0

ミリマスSSです。
プロデューサーはP表記。

続きものです。
過去作はこちら。
P「同級生はアイドルに」馬場このみ「ん？」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1558787721/
馬場このみ「同級生はプロデューサー」P「ん？」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1573475151/
馬場このみ「同級生は好きな人」ミリP「へ？」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1584512610/

これまでのあらすじ：
高校の頃からの昔馴染みであるPちゃんとこのみさんは、今も両想いで、でもお互いそのことに気付いてないようです。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:19:46.60 ID:Ds8HJ7Zf0

高校2年の学年末　帰宅中の列車内

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

3: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:20:33.17 ID:Ds8HJ7Zf0

P『ってことで馬場、今日行かんか？』

このみ『唐突やなあ……。って南極！？』

4: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:22:02.09 ID:Ds8HJ7Zf0

P『あ。角島』

このみ『角島？　……ああ、確かに端っこって感じはするわね』

5: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:23:42.29 ID:Ds8HJ7Zf0

事務所

P「……ってことで、帰宅して早々に自転車で角島って場所に行くことになったんだ」

6: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:24:24.43 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ「まーた、ずいぶん懐かしい話をしてるわね？」ﾋｮｺｯ

P「このみさん、戻ってたんですね」

7: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:25:37.00 ID:Ds8HJ7Zf0

真「そんなに遠いんですか？」

P「調べてみるか。……えっと、大体、30キロだな」

8: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:27:06.15 ID:Ds8HJ7Zf0

14時30分　最寄りの駅

P『おっ、来たな』

9: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:27:59.31 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『ｾﾞｴｯ､ｾﾞｴｯ……』

P『大丈夫か？』

10: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:28:33.26 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『あ！　海！』

P『天気もいいから、綺麗に見えるな！』

11: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:29:59.33 ID:Ds8HJ7Zf0

ﾋﾞｮｵｵｫｫ!

P『あははは！　風のせいで全然チャリ進まん！』

12: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:30:52.13 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『……ゼェ、ゼェ。…やっと海沿いの道から抜け出せたぁ』

P『吹きさらしだから、マジで寒かったな。さすがに俺も堪えた』

13: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:31:32.51 ID:Ds8HJ7Zf0

P「ホント寒かったよなあ。あの時よく風邪引かなかったと思うよ」

このみ「若さって恐ろしいわ」ｱﾊﾊ

14: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:31:59.00 ID:Ds8HJ7Zf0

P『やっと着いたぞ！　……おおっ』

このみ『わあ、キレイ……！』

15: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:32:41.89 ID:Ds8HJ7Zf0

P『いよいよ日没やな』

このみ『ええ』

16: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:33:13.86 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『もう半分近く太陽が沈んじょる』

P『こうしてずっと見てたら、本当に地球は動いてるって実感するなあ』

17: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:33:56.27 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『……ああ、沈んじゃった。……ねえ、空も海もすごいわよ。夕焼けに染まってて』

P『うん』

18: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:35:25.22 ID:Ds8HJ7Zf0

ﾋﾟｶｯ

P『うおっ、灯台が光った！』

19: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:36:04.92 ID:Ds8HJ7Zf0

このみ『ねえP、どうする？　そろそろ家に戻る？』

P『うーん、せっかくこんな遠くまで来たし、もう少し眺めていたいかなーって』

20: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:37:29.00 ID:Ds8HJ7Zf0

P「……んで、それからまた3時間近くかけて家まで帰ったんだ」

このみ「途中、街灯も少なくて怖かったよねえ。帰りも風も馬鹿にならないくらい強くて寒かったし」

21: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2020/05/19(火) 23:39:54.84 ID:Ds8HJ7Zf0

春香「っていうか、二人でお出かけして綺麗な海を見に行くって、これただのデートですよね？」ｼﾞﾄｰ

P「」ｷﾞｸｯ

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