90:名無しNIPPER[saga]
2020/05/24(日) 02:06:13.67 ID:9L5gzprP0
男「アイツは……!」
渋刑事「いやあ……困るんだよね。こういうことされちゃあ」
渋刑事「男くんの肩を手当するついでに埋め込んだ発信機が役に立ったよ。おかげでテロリスト達のアジトが分かった」
渋刑事「あのねえ、男くん。君達……いや、僕達異能者は国の資源なわけ」
渋刑事「1人いるだけで数兆円の利益を生むことができる可能性のかたまりなの」
渋刑事「それが他国に渡るのをみすみす見逃す訳には行かないんだよ」
渋刑事「他国に渡っちゃうならテロリスト共々、脱走実験体を排除しちゃいなさいよーってのがお上からの指令なんだよ。残念ながら……」
渋刑事「だからさ……悪く思わないでよっと! 『注文(オーダー)』」バシュ…
男「なんだよそれ! やられてたまるかよ! それにヘリはやらせねえ!」
メガツー「次こそ負けないぞ〜☆」
軍服男「自由と尊厳を捨てた愚かな異能者め……我が同胞はやらせん!」
ギリースーツ「どうせ異能者はそこのおっさんただ一人ッス! 数的優位はこちらにあるッスよ!」
武僧「いや……待て! 他にもいるぞ」
渋刑事「彼らは日本の異能研究所の制圧部隊だよ。先日君達に逃げられた時は追いきれなかったが……今回こそはって張り切ってるみたいだね」
?「ヒャハハ……ウケるぜ。自由とか尊厳とかよぉ……」
モヒカン「今の流行りは束縛と虐待よォ! ヒャハハ……異能者は国の管理の元に生きていくしか道はねぇんだよ!」
モヒカン「体制万歳!反体制は焼却だァァァァァァ!」
男(見た目と言ってることのギャップが激しすぎる)
ヘッドホン男「……」ブツブツブツブツ
ヘッドホン男「……」ブツブツブツブツ
男「なんて?」
スキンヘッド女「テロリストに自由だ尊厳だなんて言われたくないね」
スキンヘッド女「男って言ったかしら……あんた大分巻き込まれたようだけど、付く側を間違えちまったようだね」
男「はい。仰るとおりでふ」
フルフェイスヘルメット男(以下フルメット男)「テロリスト風情が正義ヅラしてんじゃねーよ」
フルメット男「正しいのはどちらかなんて分かりきったことだぜ。それも分からんなんて――」
フルメット男「親の顔が見てみたいぜ!」
男(俺はあんたの顔が見てみたい)
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