【艦隊これくしょん】提督「大淀はこれからどうするんだ?」【安価】
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/18(月) 01:34:55.27 ID:LVh2tpSf0
−一ヵ月後
長門「いいか! 我々は緒戦で敵に甚大な打撃を受け、半数以上の基地を失陥した! しかし、降伏や和平交渉を行なうつもりはない!」
大淀「監督は前半で1対3と厳しい展開ですが、逆転勝ちを狙っていこう、と仰っています」
長門「決戦では、我々は愚かしくも失敗した戦術に拘泥し、玉砕する。……そう見せかけ敵の追撃を誘う。機を見て反撃! その後予備艦艇を投入し、最終作戦を発動する!」
大淀「後半ではまず現在のフォーメーションを維持し、積極的にプレイしてください。相手がカウンターを仕掛けてきたところで練習していたフォーメーションに変更、得点を狙います。その後、選手Aさんを選手Bさんに交代し反撃します」
長門「おそらくはこの戦術も敵は想定している。厳しい戦いになるだろう。しかし、諸君ならば必ずやりとげることができる! 私はそう信じている!」
大淀「こちらに、特製のドリンクを用意してあります。ひとりひとり個別に内容を調節しているので、間違えないでくださいね。水分補給だけではなく疲労もある程度回復すると思います」
−その日の夜
長門「ふう……」
大淀「お疲れ様でした、長門監督」
試合後。
大淀は選手たちと別れ、一人たたずむ長門に水筒を渡した。
長門「ああ、ありがとう。……うむ、うまい。私用のドリンクも用意してくれていたとはな」
大淀「これが秘書の仕事ですから」
長門「何から何までありがたい。……今日の試合で逆転勝利を納めることができたのも、大淀のおかげだ」
大淀「そんな。選手のみんなのがんばりと、長門さんの戦術のおかげですよ」
長門「もちろんそれもある。しかし、大淀が私と選手たちを支えてくれなかったら、2対3、よくて引き分けだったと私は考えている」
大淀「……大げさですよ。ふふ」
長門「わかっていたつもりでわかっていなかったな。私は思い上がっていたよ。自分ひとりでも監督としてこの戦場で戦えると思っていた」
大淀「長門さん……」
長門「大淀。改めて、私を支えてほしい。これからもよろしく頼む」
大淀「は、はい……私こそよろしくお願いします」
大淀(長門さんの差し出した手を、私は握った)
大淀(彼女の言葉が、なんだかプロポーズのセリフみたいで少しどきどきした)
大淀(本人にはもちろん、そんなつもりはないのだろうけど……)
こうして大淀は、チームを率いる長門と共に、日本代表を支える柱として活躍した。
しかし、そんな大淀が過ごす新たな戦いの日々に起こった出来事。それは……
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