287:名無しNIPPER[saga]
2020/05/20(水) 20:59:28.10 ID:/Fta4jEgO
コンマ70
僕「ーーーあれ、ノートが落ちてる・・・これってまさか」
僕「乾先輩のかな?まだ帰ってないなら探してみよう」
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乾「ーーーいや、助かったよ僕。まさか外に落としてたとは」
僕(部室内でノートを探していたみたいだ。良かった)
乾「これは何か礼をしないとだな・・・」
僕「そんな礼なんて」
乾「これは明日の海堂のデータが入っていたノートだったからな。本当に助かったのさ」
乾「・・・海堂と言えば今日試合したんだろう?3−6なんて惜しかったじゃないか。また君のデータを取り直さないとな」ニヤッ
僕「はは、勘弁してください・・・」
乾「そう、データは重要だ。君はなかなかクレバーに試合をするじゃないか。オレのようなテニスを目指してもいいかもな」
僕「乾先輩のようなテニス、ですか?」
乾「ああ。と言ってもデータを利用するだけじゃない。まずは基本に忠実に・・・基礎を抑えてミスを少なくする所からだ。初心者の君に向いていると思う」
僕(基礎か・・・そういえば昨日大石先輩に教えて貰ったのもそうだったよな)
乾「ノートの礼だ。今日は君の練習に付き合うよ」
僕「ありがとうございます!」
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