【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
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193:名無しNIPPER[saga]
2020/05/25(月) 21:42:23.92 ID:3WYPXr7q0
コンマ82 捕まらなかった

冬野「はぁ...助かった。にしても、ここは何処だろう?」

警備から逃げ回っているうちに、病院の中にたどり着いた。しかし周りが暗くて何も見えない。

冬野「えーと...うわぁ!」

とにかく移動しようと壁に手をつくと、突然壁が開いて転んでしまった。

冬野「いてて...」

地面に打ちつけた腰に手を当てながら様子を伺うと、細長い通路がずっと奥まで続いている。

冬野「とにかく...進んでみよう」

『ああ、この先から仲間の気配がする』

暗闇に飲み込まれるような感じはしたが先へと進む。ずっと歩いていると広い空間に出た。よくわからない機材やら何やらが山のように置いてある。

冬野「んー...」

道を探しているとどこからか声が聞こえてきた。

男「侵入者は!?」

男「分からない...とにかく探すぞ!」

慌てて物陰に隠れる。

ゴトッ

冬野「あ...」

だが肘が機材に当たり音を出してしまった。足音の近づく音が聞こえる。

冬野「っ...!」

男「居た...見つけたぞ!」

男が拳銃を取り出し、私に向ける。もう終わりだ、そう思った時轟音が響き渡った。

男「何だ!お前は──」

銃声が数発、すると目の前の男が倒れた。そして男の向こうには見知った顔があった。

花柳「あれ...どうして冬野さんがここに?」

辛うじて息のあった男にとどめを刺しながら私に質問する。

冬野「い、色々ありまして...。先生こそ何で?」

先生は私を真っ直ぐ見つめながら聞こえない大きさで独り言を呟く。

花柳「まあ、いいです。さ、ついてきてください」

冬野「...」

花柳「断れる状況ではないと思いますけど」

先生が銃をチラつかせる。

↓3まで多数決
1ついていく
2ついていかない


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