【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 5巡目
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896: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/05/18(月) 21:45:56.79 ID:V+toub180
ワイズ「え、あ、う……っ!?」
ベルフェ「あっはっはっはっはっはー! このベルフェ様にかかれば容易い物よ……あー、そこの噴水の木の陰で――」
ワイズ「待って! ほ、本当に待って!? ベルフェ――ベルフェ様!?」
やばいやばいやばい! ある意味一番やばい……! 付き合った数分後に嫌われるとか、シャレにならない……! 立ち直れる気がしないもん……!
ユウナ「……ワイズ?」
レヴィア「うっわ、本当に姉さんと普通に話してる……え、えーっとユウナさんは私たちに何か用で?」
ユウナ「…………」
レヴィア「あれ、ユウナさん?」
ワイズ「ちょ、待って!? ねぇ、その……えっと。ど、どこまで……」
ベルフェ「えーっ? ちょっと私みたいな乙女にー。そんなこと言わせちゃうんですかー? えーっ? ワイズ君のえっちー……あ、卒業おめでとう!」
ワイズ「茶化すなぁ! 良いからマジで――卒業!? 卒業してないんだけど!?」
ベルフェ「えっ」
馬鹿めボロを出したな!? 多分木の陰の……あれ以降見れてないな!? いや、それが正しいんだけど!?
ワイズ「ん、んんっ! 兎に角、ベルフェ――――うひゃあっ!?」
ユウナ「むぅ……」
いきなり誰かが僕の羽にぎゅうと抱きしめてきて――確認すると。それは当然のようにユウナだった。
頬をぷくーっと膨らませて、じーっと僕のことを見つめていた。
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