【かぐや様は告らせたい】小野寺麗の日常
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12:名無しNIPPER
2020/05/09(土) 19:33:48.02 ID:WnXqHQEQO
D小野寺麗は聞いてみたい

日曜日

小野寺と伊井野はCDを買い向かっていた。


小野寺「欲しいCDが今日発売日なんだよね。伊井野って結構CD聞いてるっしょ?あんたもああいうとこ好きそうだから呼んだの」

伊井野「うん、ありがとう」

小野寺「いつも何聞いてんの?」

伊井野「え、えーと!」

伊井野「…ジャニーズ系とか…」

イケメンから褒められる癒し音声を聞いていることはさすがに言えなかった


小野寺「へー。確かに伊井野そういうの好きそう」

伊井野「うん。麗ちゃんはどういうのが好きなの?」

小野寺「私はねー…」


二人は雑談しながらCDを物色していた。

小野寺麗はもう伊井野を一人の友人として見てくれている。
彼女と居ることに安心感を覚え、伊井野の緊張の糸が少しずつほぐれていき……その時

小野寺「私はとりあえずこの欲しかったやつ買お。伊井野はほしいのあった?」

伊井野「うーん、欲しいのはだいたい買っちゃってるから…」チラッ

伊井野「!!」


伊井野の目にあるものが飛び込んできた。


「癒しの大きな動物鳴き声集」


伊井野(大きな動物!?ほ、ほしい!!)

伊井野は大きな動物が好きだった

小野寺「ん?どした?何見てんの?」

伊井野「あ…えっと…」チラッ


伊井野(だ、大丈夫だよね……イケメン音声なら恥ずかしいけど、動物の鳴き声だし!!)

自分を受け入れてくれる小野寺の優しさに緊張がほぐれてきた伊井野はだいぶガードが甘くなっていた


伊井野「こ、これが…欲しいなって」スッ


小野寺「…」

伊井野「…」



小野寺「え、動物?鳴き声?」

伊井野「う、うん…」



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