113:名無しNIPPER
2020/05/31(日) 12:11:51.57 ID:qjK9knu2O
白銀「おう、石上も生徒会か。学園祭間近だから今日は忙しいぞ」
石上「はい!」
小野寺「…」
つばめ「小野寺さん!」ポンッ
風野「よう、今日もお疲れさん」
小野寺「あ、先輩。お疲れっす」
風野「…石上はどうだ?本人に直接聞くのもアレだしな…無理して俺らには気を使いそうな奴だし」
つばめ「皆から色々噂されたりとか…孤立して辛い目にあったりしてない?」
小野寺「…大丈夫すよ。石上は一人じゃない、ちゃんと味方も居ます。先輩達だってそうでしょう?」
つばめ「勿論だよ、優くんの事はちゃんと見てきたし知ってるもん!悪く言うわけないよ!」
風野「そりゃな。俺だって石上がいい奴だって分かる……」
風野「だからこそ心配なんだよな。何かを自分一人で全部抱え込んで我慢してそうな感じもしてよ」
小野寺「…」
そうなのだ。詳しいことはわからないけれど…石上は何かを抱え込んでいる気はする。
だって、頑なに自分の悪い噂の事については話さない。
噂されたくなければ弁明すればいいのだ。でも石上はそれをやらない。
つまり「黙っていなければいけない理由」「誹謗中傷を我慢し続けなければならない理由」があるということだ。
小野寺(もちろん聞いたところで石上は話さないよね)
小野寺(けれど、いい奴がろくでもない噂で誹謗中傷されている様を見るのはやっぱいい気分じゃないな…)
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