108:名無しNIPPER
2020/05/30(土) 10:14:36.88 ID:T7BGcn2gO
伊井野「…!」ピタッ
小野寺「…」
遠くに石上とつばめ先輩が楽しそうに話す姿が見えた。そして二人で学校まで真っ直ぐ歩いていった。
伊井野はただそれを黙って見ている…
何かを我慢するように
伊井野「………う……」
ガクンッ!
小野寺「!」
小野寺「伊井野!?」バッ
伊井野「はっ、はっ……!」ギュッ
伊井野「胸が、苦しい…っ、痛…い……」
ドサッ!!
小野寺「伊井野!伊井野!?」
小野寺「ねえ、伊井野!どうしたの!?」
伊井野「うぅぅ……息が、苦しい…胸が痛いぃ…っ!」ギュウッ
小野寺「…っ!?」
小野寺(いったい何が…救急車呼んだ方がいい!?そうだ、今日はお父さんに送ってもらったからまだ近くに)
小野寺「もしもし、お父さん!友達が倒れたの!病院まで送って!」
伊井野「いい…学校…行く…」ブルブル
小野寺「ダメだよ、無理しちゃ!病院まで行こう、何か病気だったらいけないでしょ!」
伊井野「う…うん……」ハッハッ
伊井野「痛い、苦しい…!立てない…!」
小野寺「すぐお父さん来るから!」
小野寺(大仏さんは今日は学校来るの遅れるって言ってたからまだ居ないか…ライン送っておこう)
伊井野「苦しい……ゴホッ、ゴホッ!」ウルウル
小野寺(伊井野……なんで、いきなりこんな…!)ギュッ
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