キリシュタリア「ここが特異点>>3か」
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19:名無しNIPPER
2020/05/02(土) 22:15:13.95 ID:cwfsuFSi0
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ロマニ「話は聞いていたよ────なるほど、インカ帝国が滅ばない特異点か。」


ダヴィンチ「ふむふむ、つまりスペインが敗北した世界になるってことか。」


ダヴィンチ「そのまま、ほっておけば聖杯の力を使ってインカ帝国が侵略を始めそうだねぇ。」


立夏「あの、本当に滅ぼすんですか?」


キリ「…………、そうするしかない。特異点となった以上は、その原因を除去しなければいけいない。」


キリ「それが、一国を滅ぼすことだとしてもだよ。」


マシュ「…………先輩の言いたいこと、分かります。今までの特異点とは少し毛色が違いますから…………。」


マシュ「今までの特異点では、ここまで露骨に悪に回ることはありませんでした────」


マシュ「我々の手で、滅びを回避した人々を滅ぼさなければならないなんて…………。」


キリ「────悪い方に考えてはいけない。あくまで、歴史を正す────そういう風に考えた方がいい。」


キリ「といっても、無駄なのだろうね。そんな優しい君たちだからこそ、七つの特異点を攻略できたのだから────。」


ロマニ「…………話を変えよう、さっきの波動というもの、君たちはどんな風に感じたかい?」


マシュ「……えっと、頭がポワポワするって感じでしょうか…?」


ロマニ「なるほど、君はそう感じたか。その波動とやらはあのマチュピチュから発生していた。こちらでもそちらの景色はモニターごしで見たが───」


キリ「現代に残るマチュピチュとは大きく違っていた────そう言いたいのですね、ドクター。」



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