おばあ「戦車道時代」
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55: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/09/17(木) 20:59:46.05 ID:qth/4+z90
 ――・・・―前日夜―・・・――

みか「それじゃあ私達の秘密の同盟作戦を伝えるよ」

ドゥーチェ「おおっ、なんかかっこいいな」

みか「まず大洗のW号さんはアクセルを全開にして、常に先頭を走ってくれ」

冷泉「どうしてだい」

みか「敵に揺さぶりをかけるのさ。誰かが独走してると周りは焦る。釣られて周りもアクセルをベタ踏みにするだろう」

 みか「そうして敵を無理にトバさせて、エンジンの過熱や操縦ミスを誘発して潰すって寸法さ」

西住「つまり私達はエサ役になって、他の戦車の自滅を誘うんですね」

みか「そういうことだ。アンツィオは私達のすぐ後ろに常に付いてきてくれ」

ドゥーチェ「うしろ?」

みか「私達が風除けになって君達を守る。終盤にさしかかったらスリップストリームで君達を引き上げるよ」

ドゥーチェ「すりっぷ・・・ああ、あの一気に速くなるやつな!」

みか「CV33を優勝させるためにBT-42が援護に回るのさ」

西住「私達が周囲の注意を引きつけて、アンツィオさんを最後まで温存する作戦ですね」

みか「そうさ。出来る限り敵を巻き込んで、ふるいにかけておくれ」

冷泉「任せな」

 ――・・・――・・・――

西住「このままじゃ私達が勝手にカラ回っちゃうだけだよ」

冷泉「だと言って他に何も考えつかん。いくとこまで行くっきゃない」

西住「うん。久子ちゃんならエンジンをオーバーヒートさせずに走りきれるもんね」

冷泉「そういうこった!」ガコン

 W号<ドドドドドドドドドドドドド!

武部【おっとここにきてさらに速度を上げる大洗W号!】

秋山【エンジンの回転数を常に調節して、過熱しすぎないように工夫して走ってます。冷泉殿の操作技術ですね】

武部【なるほどこのままトップを独走だ行けー!久子ー!】


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