3:名無しNIPPER
2020/04/29(水) 22:07:55.55 ID:GKexH31W0
そんな時、僕を拾ってくれたのがシンデレラプロダクションだ。遠い親戚のコネを使ってなんとかそこに入社させてもらえることになった。
新入社員になった僕は、プロデュース部門に配属された。
最初は先輩のアシスタントがメインだったが、入社してから数年が経ち、僕も担当アイドルを持つことになる。確かその子は俺がスカウトしたんだっけ。正直細かいところは覚えていない。まあ、それほど劇的な出会いじゃなかったってことだろう。それに8年も経ってしまえば記憶は薄れていくというもの。
そう、8年。それが僕と彼女が出会ってから過ぎた時間。そして8年経っても彼女は鳴かず飛ばずの無名アイドルのままだ。
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