639: ◆VtnAffEdys[saga]
2020/05/18(月) 20:42:03.40 ID:sHbRTsOIO
リシテア「クリスさん、一曲どうです？
せっかくの舞踏会なんだから、少しくらい楽しまなきゃ損ですよ」
クリス『えぇー…そう言われても、踊りが下手だと思うように楽しめないんじゃ？」
リシテア「そんなことないですよ。
例えクリスさんがこの世で一番踊りが下手でも、ちゃんとリードしてくれる人と組めばぜんぜん平気です」
クリス『この世で一番下手は流石にないですわよ！！
…ないですわよね？なんか不安になってきましたわ…』
リシテア「ほら、うだうだ言ってないで行きますよ。
すみません、イングリットさん、マリアンヌさん。
ちょっと借りていきますね」
マリアンヌ「えっ？あ、はい…」
イングリット「クリス、頑張って下さいね」
クリス『なんで止めないんですの！？』
イングリット「いえ、流石に誘ってくれた人がいるのに踊らないのはどうかと…。
私も誘われたら踊るつもりではありましたし」
リシテア「ということらしいですよ。さ、行きましょう。
心配しなくても、ちゃんとリードしてあげますよ、ふふ」
クリス『はぁ…わかりましたわ。
あまりの下手具合に後悔しても知りませんわよ？』
リシテア「それ偉そうに言うことじゃありませんよ」
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