282: ◆VtnAffEdys[saga]
2020/05/05(火) 20:56:15.33 ID:YKecPwVcO
◇
クリス『そうですか。本当に良いお父上だったんですのね』
アネット「うん…。
本当は、お父さんが出て行った理由、薄々気付いてるんだ」
クリス『そうなんですの?』
アネット「うん。お父さん、前陛下にも信を置かれてたって話したでしょ?
それで、4年前の【ダスカーの悲劇】で、王族がみんな亡くなっちゃったのが、間に合わなかった自分のせいだって、ずっと責めてるの。
合わせる顔がないって、そういう事なんだと思う。
…お父さん1人のせいな訳ないのに」
クリス『責任感の強い方ですのね…』
アネット「…でも、やっぱりそれでもおかしくない!?
何一つ言わず出て行って、それからも連絡一つ寄越さないとか…!」
クリス『お、落ち着いて、アネット。
まぁ、その通りだとは思いますが…』
アネット「でしょ?
…はぁ、もう、お父さんのせいでお母さんがどれだけ苦労したか…」
クリス『では、必ず見つけて、話し合わないといけませんわね。
ディミトr…殿下にも相談してみませんか?』
アネット「今殿下のこと呼び捨てに…まぁいっか。
そうだね、殿下にも一回相談してみよう!
ありがとね、クリス。
話を聞いてもらってすっきりした」
クリス『いえ、幾らでも話は聞きますわ。
では、今日はこの辺りで解散にしましょうか』
◇
コミュ終了!
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