202:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:13:46.14 ID:a+I1EmaE0
魔王「(勇者め、気づいたところでもう遅い)」
魔王「(貴様は、“ツボに入っているのだ”!!これぞ単純な身体ジョークのなせる技!!)」
203:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:14:22.59 ID:a+I1EmaE0
魔王「BABY(ベイビー)」
デデーン…
204:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:15:15.02 ID:a+I1EmaE0
魔王「BABY(ベイビー)」
魔王「COME ON(カモーン)」
205:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:15:41.16 ID:a+I1EmaE0
魔王「トロフィーを取り出した?なんの意味がある?」
勇者「こうするんだよ!!」
206:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:16:28.90 ID:a+I1EmaE0
魔王「勝ち目のない戦いに挑むアホめ!!もはやその身体では親父ギャグのひとつも思い浮かぶまい!!」
勇者「……ああ、俺ひとりだったら無理だったろうな。でも俺には、俺を支えてくれるたくさんの仲間がいるんだ」
207:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:16:54.62 ID:a+I1EmaE0
ガサ…
勇者「この魔法瓶は、僧侶のお手製だ。自分がそばにいなくても体力と魔力を回復できるようにって、寝る時間を削っては仲間のためにつくってくれていたんだ」
208:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:17:38.73 ID:a+I1EmaE0
ガサ…
勇者「この道具袋は、魔法使いが冒険を始めた頃に編んでくれたものだった。サイズが大きいよって言っても、これくらいのアイテムが入るほどたくさん手に入れるのよって言われちゃってさ」
209:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:18:18.51 ID:a+I1EmaE0
魔王「しまった……!!」
魔王「し、死ぬ!!これは死ぬ!!」
210:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:19:14.51 ID:a+I1EmaE0
魔王「……………か……は…………」
勇者「おお、人間なら消し飛んでる威力だな」
211:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:20:18.10 ID:a+I1EmaE0
――そして――
王様「……おお!あれは!!」
212:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 18:24:59.10 ID:a+I1EmaE0
姫「勇者様、ちょっとトロフィーをお借りしてもいいですか?」
勇者「どうぞ」
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