109:名無しNIPPER[saga]
2020/04/28(火) 01:14:52.47 ID:a+I1EmaE0
僧侶「戦果は今のところ皆無ですね。もう昼休みも終わってしまいますし、教室でゆっくりするとしましょう」
眼鏡っ娘「…………」
ペラ…
僧侶「(読書してますね。この人は大人しいんですよね)」
僧侶「あの」
眼鏡っ娘「は、はい!」ビクッ!
僧侶「いつも凄いですよね。授業中、誰も答えられないような地学や植物学の問題に回答されていて。文芸や歴史にも詳しいみたいですし」
眼鏡っ娘「はわわ……え、えっと。たまたま本で読んだ知識が出ることが多くて……」
僧侶「昔からずっと学術のエリートだったんですか?」
眼鏡っ娘「エリートだなんてとんでもない!!昔の話ですけど、初等部のお受験で失敗したこともあります。武芸が特に全然だめで……。ただ、両親が学者だったので、勉強を続けることでなんとか綱渡りしてきた感じで……」
僧侶「学問に強いだけで羨ましいですよ。私はそっちの知識はけっこう穴があって」
眼鏡っ娘「いえいえ、ただのガリ勉です」
僧侶「そんな謙遜なさらずに。ところで、何の本を読まれているんですか?」
眼鏡っ娘「はわわ…これは…」
【天才のあなたへ 〜職場の軋轢を避ける極意 『挫折を告白せよ』〜】
デデーン 僧侶 アウトー
僧侶「やられたwwwww」
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