〔安価〕隔離された電脳世界〔コンマ〕-SS速報VIP

〔安価〕隔離された電脳世界〔コンマ〕

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33: ◆X/ZAp2K5SDON[saga]
2020/04/25(土) 18:41:06.93 ID:hv4HgiZl0
きゅらきゅらと音を鳴らしながら〔虚無空間〕に侵入するエネミー。
それは戦車だった。分厚い装甲で出来た鉄の塊。
移動する際はキャタピラである為か若干の機動性が劣っている。

戦車が〔虚無空間〕へと突入すると同時に砲撃が行われる。
その一撃はガチャに当たると爆発を起こして風圧で体が押し出される。

〔セフィラ〕
「ご主人様、大丈夫です。セフィラがお守りします」
「そう私が申します」

セフィラが俺の体を支える。
彼女の柔らかな体に包み込まれて、胸に顔を押し付ける。

〔セフィラ〕
「んん、ご主人様」
「今は夜伽の時ではありません、またご用があれば二人きりの時に、と申します」

別にそんな事に興味はない事を告げる。
セフィラは微笑みながら俺を下した。

〔セフィラ〕
「それではご主人様」
「戦闘に移ります、ご命令を」
「お相手は戦車ですが、ご主人様の采配があれば倒せぬ敵ではありません」
「そう、私は申します」

彼女に戦闘命令を下す。

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