【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目
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43: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/04/23(木) 00:50:15.06 ID:d8Vue3vq0
なんか途中送信しちゃいました。



クスノキ「ふははは! どうだ近寄れるかこの手裏剣弾幕に!」

なんかハイテンションな忍者がいたので、その戦闘を見学することにした。

相手は……うーん、知らない男の生徒だ。

クスノキ「忍者とは隠れ忍ぶもの! 貴様が拙者に近寄ることなどできないと知れ!」

いや全然忍んでないじゃん。という突込みはしないほうがよさそうだ。

……相手の周りをぐるぐると回りながら手裏剣を投げつける、結構な速さなのでその速さに相手も対応できていないようだ。

まぁ、僕のほうが早いんですけどね!

クスノキ「…………ん?」

ぐるぐると回転している忍者と、目が合った気がする。

クスノキ「……気が変わった。こい! 手裏剣なんて使わずに倒せるところを見せてやろう!」

ニヤリ、と笑い。手裏剣を投げるのを止める。

それと同時に、相手は走ってクスノキに近づきその拳を放つ!

……が。

クスノキ「忍法・変わり身の術」

それは、クスノキの格好をした――小さな木の丸太だった。

当のクスノキ本人は相手の背後にいて。

クスノキ「これで最後だ! 火遁・火の息!」

相手に浴びせるように、クスノキの口から勢いよく炎が吹き出て――。

……え!? あれは魔法じゃないの!?

変わり身とかは、まぁギリセーフな気がするけど!

火の息はあれ魔法だろ!?


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