【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目
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379: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/04/26(日) 22:48:45.34 ID:VwzyNNQs0
〜ヴェルヴァディオ魔法学校〜
城下町から出ている馬車に乗って、魔法学校の校門の前で降りる。
ユウナ「いやぁ、遊んだ遊んだ! もうすっかり夜だね!」
んんーっ! と気持ちよさそうに声を出しながら大きくユウナは伸びをする。
上に延ばされた手には、紙袋の紐が握られている。
ワイズ「そうだな、僕もこんなに遊んだのは始めてだよ」
ユウナ「えっ!? そ、そうなの――あ、そっか。ワイズは記憶がなくて――」
ワイズ「ははは、でも初めてがユウナでよかったな。すっごい楽しかったし!」
ユウナ「……そ、そう? えへへ、なら良かった! また今度、沢山遊ぼうね!」
そう言って、ユウナは女子寮のほうに歩いて行ってしまった……。
ワイズ「うーん! またねー! ……じゃ、僕も帰るかぁ」
そして、僕も寮に帰ろうとしたとき――。
ユウナ「あっ! わーいーずー!」
ワイズ「へ?」
離れたところから、大きな声でユウナは叫び。
ユウナ「もっかい言うけど、お洋服ありがとうねー! 僕、すっごい嬉しかったー!」
……改めてお礼を言い。ユウナは帰って行った……。
ワイズ「……ぼ、僕も! ユウナに選んでもらえてすっごい嬉しかったー!」
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