【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目
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341: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/04/26(日) 01:18:17.78 ID:VwzyNNQs0
ワイズ「――」
ユウナ「…………っとぉ! どう? 上手かったでしょー!」
曲が終わり、ユウナは満足げにマイクをテーブルの上に置いた。
……その歌は。
ユウナのその歌は――とても上手かった。
聴いているだけで心が高ぶり、高揚し、テンションが。テンションがぐんぐんと上がってくる。
そんな、歌声だった。
ワイズ「ゆ、ユウナっ!」
ユウナ「へっ!?」
マイクを離したばかりのユウナの手を、勢いよくぎゅうと力強く握る。
そして、興奮しながらユウナを見て。その高ぶった思いを口にする。
ワイズ「ゆ、ユウナってすっごい歌上手いんだね! ぼ、僕すっごい感動しちゃったよ! なんか、もう、その! 言葉に上手く表せないんだけど……っ!」
最高! 超最高だった!
ユウナ「そ、そう? あ、あはははは……そこまで熱心に言われちゃうと、僕も照れちゃうよ……えへへ」
ワイズ「聴いてるだけで胸の鼓動が早くなって! 気持ちが高ぶって! もう、こう……ハイになって! もっと、もっとユウナの歌声が聴きたいって思っちゃって!」
ユウナ「……ふぇ!?」
突然の言葉に、ユウナは驚いている。
なんかまた顔が赤くなろうとしていた。
ワイズ「もっかい! もっかいだけ――いや沢山歌って! ユウナの歌もっと聴きたい!」
ユウナ「そ……そう、言われちゃぁ。しょ、しょうがないなぁ……」
てれてれしながら、ユウナはもう一度マイクを握る。
ユウナ「じゃあ、もう一度ユウナ! 歌います!」
ワイズ「イエーイ!!!」
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