【艦これ】吹雪「パート3始まりました」 キット「最終章です」
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155:名無しNIPPER[saga]
2021/03/01(月) 22:00:00.19 ID:1SkNx1CK0

-1月下旬 執務室-

ジリリリリリーン

提督「ん?武羅悪鎮守府から着信だ」

吹雪「珍しいですね」

提督「どうせ爺さんがつまらん要件で電話してきたんだろ。ちょっとイタズラしてやるか」

吹雪「イタズラ?」

提督「こちら〇〇そば駅前店ですってボケてみるとか」

吹雪「大事な要件かも知れませんし、普通に出た方がいいと思いますよ」

提督「うーん、それもそうか」

ガチャ

提督「〇〇鎮守府、提督です」

師匠「ワシだ」

提督「ワシ?おかしいですね。インコ、オウム、九官鳥なら兎も角、人語を話す猛禽類なんて聞いたことがありませんね」

吹雪「プッ(笑)」

師匠「お前さんの師匠だ!」

提督「なんだ師匠でしたか(棒)」

師匠「冷たすぎないか?泣くぞ」

提督「で、要件は何ですか?」

師匠「うぅ・・・弟子が冷たい。昔は可愛かったのになぁ・・・」

提督「用事が無いなら切りますよ」

師匠「ちょっと待て!ちゃんと要件を言うから!」

提督「で、何すか?」

師匠「お主の鎮守府では毎年、訓練を兼ねて実践形式の豆まき大会を開いているだろ?」

提督「ええ、そうですね」

師匠「こちらでその話をしたら武羅悪が興味を持ってな」

提督「つまり参加したいと?」

師匠「話が早くて助かる」

提督「そうは言われても、何十人も連れてこられても受け入れられませんよ」

師匠「そこは心配ない。選抜メンバーとして数名をそちらに送る。一度経験すれば来年以降、こちらでも開催出来るだろう」

提督「その程度なら問題ありませんね」

師匠「では、受けてもらえるということでいいんだな?」

提督「ええ、構いません」

師匠「それは良かった。詳細は後程メールで送るので目を通してくれ。では、頼んだぞ」

ガチャ

プープー

吹雪「参加って聞こえましたけど、向こうの鎮守府の子たちが節分に参加するんですか?」

提督「ああ、その通りだ。向こうの子たちが興味を持ったとかで、研修と言うと大げさだが参加することになった」


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