【艦これ】吹雪「パート3始まりました」 キット「最終章です」
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137:名無しNIPPER[saga]
2020/12/31(木) 21:53:48.04 ID:8zDdau3s0

提督「あ、もしかしてさっきの天使って発言にやきもち妬いたのか?そうなら誤解だ」

夕張「そうよ。さっきの天使は可愛いとかそんな意味じゃないわ」

吹雪「じゃあ何なんですか?」

提督「えっと・・・、兵器?」

夕張「まぁ、そうなりますよね?実際、兵器って説明になってましたし。ある種、私たちに近い存在的な?」

吹雪「???」

キット「吹雪さん、モニターをご覧ください」フォンフォン

吹雪「さっきのジャーヴスちゃんにそっくり」

提督「T〇Sというゲームに登場したキャラクターでさっきのジャーヴィスはその子のコスプレだ」

吹雪「それと兵器に何の関係が?」

提督「このゲームの舞台となった時代の数千年前の戦争中に人間やハーフエルフを『天使』と呼ばれる兵器に改造する技術が誕生したって設定になっていてな」

夕張「まぁ、倫理的にどうなの?ってなるけど、戦争中は倫理云々どころじゃなかったんでしょうね」

提督「しかも時の流れとともに忘れ去られて、真実を知っているのは一握りのみ。世間一般では天使とは天の機関に属する特別な存在って認識になってたからな」

夕張「天使になったこの子自身も真実は知らず、自分は世界再生のための生贄って認識でしたね」

吹雪「その子、生贄になっちゃったんですか?」

提督「いいや、紆余曲折を経て生贄にはならず、世界再生を何遂げてめでたしめでたしだったぞ」

夕張「ところで提督は何故、刀を二本も持ってるんですか?」

提督「刀一本の力が100なら、二本で200だ!」

夕張「・・・」

提督「やらせといてそんな目で見るな!」

夕張「ごめんなさい。つい・・・」

提督「ついじゃねぇよ!」

夕張「今のもそのゲームのネタでね、主人公が旅の仲間に剣術の指南をしてもらうんだけど」

提督「二刀流の理由を尋ねられて、二本なら200だ!って自信満々に答えるシーンがあった」

吹雪「えっと、まぁ、分からなくも無い・・・様な?単装砲より、連装砲の方が・・・うん、まぁ」

夕張「しかもこの話には続きがあって、その人は主人公が幼い頃に生き別れになった実のお父さんなの」

吹雪「え?」

提督「父の方はこの時既に息子だと気付いていた。他にも超センスが悪かったりで、自分が育ててやれなかったばかりに・・・って嘆いていたな」

吹雪「色々と残念過ぎてそうなりますよね」

提督「アホだけど決して悪い奴じゃないんだけどな。アホなことを除けば物凄く良い奴だ。アホだけど」

夕張(そんなに強調しなくても(笑))

夕立「提督さん」

睦月「提督」

夕立「トリック オア」

睦月「トリート」

提督「では、お菓子をあげよう。丁度いいし、吹雪も二人と一緒に行ってくるといい」

吹雪「では、お言葉に甘えて」

提督「楽しんでこいよ」


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