ギャルゲー後輩ヒロイン「先輩!会いに来たっスよ♪」
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98: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/05/09(土) 21:08:04.21 ID:3OtBXQfZ0

男「なぁ人を気絶させるのは良いことだと教えたか?俺の仕事の邪魔をすることも」

後輩「邪魔…でもそれは私達の世界を作るのに必要なことだったんスよ」

男「その私達の世界とかいう話、俺は初耳だぞ」

後輩「私と先輩が自由に生きていける世界っスよ♪他の有象無象は全部私達の補助ツールになってくれるんス!」

男「却下だ」

後輩「え……なんで」

後輩「先輩に否定される要素、ありました?だって先輩に迷惑かけてませんよね?先輩困らないっスよね?」

男「…そうだな、あれは俺の言い方が悪かった。迷惑っていうのは俺だけじゃない、他の誰にもかけちゃいけないんだよ」

男「人間っていうのはな、みんなで生きてるんだ。俺が嫌な思いをすることがあるように他の人にだって同じ意思がある。お前が乗っ取ったショートちゃんもそう。誰か1人が良い思いをするのはそりゃ独裁ってやつなんだ。意味、知ってるだろ?」

後輩「人は法の下に平等ってやつっスか?」

男「法だけじゃないが、そんな感じだ」

後輩「じゃあ先輩は、私もその辺を歩いてる人と同じだと?」

男「いや、そういう話とはまた違う」

後輩「…意味が分からないっス。先輩がさっきから何を言ってるのか理解出来ない」

男「うん、難しいかもな、まだ」

男「だから決めた。俺しばらく会社休むよ。そんでお前に色々教えてやる。人間のなんたるかをさ」ニッ

男「…って言った手前あれなんだけど、取り急ぎお前がやった集団気絶に関する記憶をみんなから消しておいてくれないかな。あの謎ファイルも」

後輩「………???」

後輩「先輩、早くボタン押しに行きましょ?」

男「は?いやお前話聞いてたか?」

後輩「聞いてたっスよ」

男「ならなんで」

後輩「先輩の言ってることと私がしようとしてること矛盾しないっスよ?誰も殺さないですし人格を壊したりもしない。私と先輩だけの世界を作って暮らしていくだけっス」

男「その考え方が――」

後輩「分かんないっスよ!!」

後輩「論理的に説明してくださいよ!どこにどんなデメリットが存在するのか!」



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