ギャルゲー後輩ヒロイン「先輩!会いに来たっスよ♪」
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17: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/04/21(火) 01:38:18.90 ID:thoNEdUh0
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男「失礼します。新人に呼ばれて来ました」

上司「まぁ座れ」

男「はい」

上司「……コホン」

上司「男、もし悩みがあるなら、俺でよければ話を聞くぞ」

男「悩み、ですか?特にありませんが…」

上司「……」

上司「ではやはり…」

上司「残業代の件だな!?うちが残業代を出さないから嫌がらせ紛いのことをしてくるんだな!?おかげで俺は上から部下の管理指導がなってないと絞られる羽目になったんだぞ!君はもっと誠実な子だと思っていたのにだよ!」

男「えぇ!ちょっと待ってください何の話です!?」

上司「とぼけるんじゃあない!報告書のことについてだ!」

男「報告書って、リアカノのですか?」

上司「そうだよ!あることないこと適当ばかり書いてくれていたとはね!先刻部長に尋ねてみたが返ってきたのは憐みの表情だった……『また大変な部下を引き当てたね』と、あの目は絶対にそう言っていた!!」

男「」ヒキ

上司「…失礼、取り乱した」

上司「部下に関してはな、少し苦い記憶があってな…今の君達は良い子ばかりでとっても安心して仕事が出来ていたのだよ」

男「はぁ…」

上司「特に男、君には感謝しているんだ。本当だ。イロモノもいる今のチームがまとまっているのも、君のおかげだと思っているんだよ」

上司「だから頼む!報告書を真面目に書いてくれ!不満があるのなら俺も出来る限り対処するから!」

男「待ってくださいって!報告書ってあれですよね、毎日提出してるやつ」

男「あることないこと適当って…俺、ちゃんと事実を書いてますよ?」

上司「どこが!なら例えば昨日のこれ。昼休みに後輩が押し掛けてくるシーンで『今日の弁当やたら大きくないか?』と言うと『この前先輩の好物聞けたんで、張り切って作り過ぎちゃったっス!』と返事するって書いてあるな?」

上司「こんな会話、誰に訊いても知らないと言われた上に、そもそも後輩ルートに手作り弁当持参なんてイベントはないんだよ」

男「ですからそれが隠し機能なのではないかと」

上司「開発部長でさえ知らない隠し機能かぁ?」




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