ほたる「白菊ほたるは男の子である」【モバマス】
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25: ◆r5XXOuQGNQ[sage saga]
2020/04/22(水) 00:45:16.56 ID:4e59M5L70
ほたる「あ、雨やみましたね」
泰葉「本当だ。いつのまに」
ほたる(気がつくと外から雨の音がしなくなっていました)
ほたる(僕と泰葉さんはまだ乾ききってない服を着直して外に出ます)
泰葉「わあ、ほたる君、空見て!」
ほたる「空……わあ……!」
ほたる(強風が雲を飛ばしてくれたのでしょうか。空にはたくさんの星が輝いていました)
ほたる(そして湖に、その星空が綺麗に反射して幻想的な景色を創り出しています)
泰葉「綺麗……」
ほたる「こんな景色を見れるなんて……泰葉さんを追いかけてよかったです」
泰葉「呼び方」
ほたる「え?」
泰葉「呼び方。さん付け禁止、あと敬語もダメね」
ほたる「いや、でも、やっぱりお世話になった先輩ですし……」
泰葉「何でもしてくれるんでしょ?」
ほたる「は、はい……泰葉ちゃん」
泰葉「うん、じゃあ早く宿に戻ろう」
ほたる(泰葉さんは手をこちらに差し出します。握手かな?)
ほたる「えっと、これからもよろしくお願いします?」
泰葉「それもあるけど違うよ。こんな暗い夜道を女の子1人で歩かせるつもり? ほたる君エスコートしてね」
ほたる(泰葉ちゃん1人でここまで来たのに……)
ほたる(そんなこと言うとまた怒られそうなので、僕は黙って泰葉ちゃんの手を取り宿に戻るのでした)
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