女「アンダーグラウンドなんてなかったんだね」
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1:名無しNIPPER[saga]
2020/04/19(日) 06:11:53.25 ID:Ux4RBpNE0
夜更かしが続き、生活リズムが乱れ、明け方を迎えた時に思った。

『最良なもの』を生み出せるのは、肉体においても、精神においても、最良な時か。

あるいは、最悪の時であると。

だからこそ、想い人と付き合えて幸せの絶頂にいた、学生時代の僕も。

マスクの下に、壮絶な痛みを隠した同期の女の子も。

この世に『最良なもの』を残すことができた。

やがて、それらは、渺茫たるネットの海原の。

地下深くに埋もれることになった。

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2:名無しNIPPER[saga]
2020/04/19(日) 06:45:26.45 ID:Ux4RBpNE0
女「今いい?」

男「駄目」

女「パソコンの梱包をするから、はやくその作業を終えて。あなたもテレワーク対象者でしょ?」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage]
2020/04/19(日) 11:22:02.60 ID:umrgpOxGo
きたい


4:名無しNIPPER[sage]
2020/04/19(日) 16:01:23.14 ID:j1adB7iEO
期待


5:名無しNIPPER[saga]
2020/04/19(日) 18:48:22.71 ID:Ux4RBpNE0
糞みたいな日々が始まる予感がしていた。

テレワークに移行する一ヶ月間、僕はまともに働きはしないだろう。

孤独に埋もれていた高校時代を思い出す。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2020/04/19(日) 19:18:02.38 ID:Ux4RBpNE0
prrr……

男「もしもし、男ですが。どちら様ですか」

女「同期の電話番号も登録していないの?まあ私もしてないからお互い様か」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2020/04/19(日) 19:37:19.92 ID:Ux4RBpNE0
女「そういうこと。それで、私も毎朝画面を通してあなたの顔を見るのも億劫ですので、無駄なことはやめませんかという話」

男「なるほど……」

女「お互い監視をしなくても、自己責任で仕事を進めればいいでしょう?」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2020/04/20(月) 03:01:06.98 ID:ARTEBxPP0
女「もしもし。お疲れ様です」

男「お疲れ様です」

女「昨日はちゃんと業務こなした?」
以下略 AAS



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