34:名無しNIPPER[saga]
2020/04/15(水) 00:52:08.37 ID:YT0Z8cn+0
■すみれ
大学に進学したすみれは、その後、オリンピックの選手に選ばれ見事メダリストとなった。
だが、本人は満足していない。
「金じゃありません。まだまだ努力不足です」
貪欲な女である。そして、俺のことも諦めなかった。10人も妻が居て、子供いることを告げると……。
「ライバルがいるとむしろ、燃えます」
そう言って俺の妻になることになった。
その後、すぐに妊娠が発覚した。お腹には二人の子供がいる。双子の女の子だ。まさか、すみれ自身が双子なのに、子供も双子とはびっくりした。
「…運動が得意になりますかね」
スポーツ選手の二世になれるといいが、それを強要することもしたくない。
育てたら自然と運動が好きなってもらいたい。
「それが、一番ですね」
「ちなみに、屋根ゴミさんは、私になってもらいたい、と思うんですか?」
「それは、そうだな」
すみれは、美しい。
夫の俺が、贔屓しなくても、目をつく色気と愛嬌があった。
同性に嫌われるという弱点もあったが、そういう立ち位置を学んだようで、嫌がらせというのは、受けてないそうだ。
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