【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MDR」
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873: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2020/12/15(火) 03:14:18.29 ID:3kJBnLyN0
翠「...へ?」

逃げる際人目につかない場所までと思い、私達は確かにさっきまでは人気のない場所に立っていたはず
ですが今周りは...いつの間にか、それこそこの一瞬の間に...がやがやした人通りの多い街中に変わっていました

翠「何、が...」

持ち歩き分しかない為数に限りがあるテレポートジェムは今回使っていませんし、そもそも逃げた先で更に使う事もしません
ですが、これは転移...いえ、さっきの感覚から察するに...また時空を超えてしまった...?
もしそうだとしたら、状況はふりだし...下手したらもっと悪く...

翠「っ、マリアさん!エレンさん!」

前の時間で折角合流出来たお2人とまた逸れてしまったのでは...そう思い振り向くと、マリアさんとエレンさんは変わらずそこに存在していました

マリア「今の、脳を揺さぶられるような感覚は...それに、ここは一体...」

エレン「新手の、不意打ちか何かデスか...?」

翠「良かった...今度は大丈夫でしたか」

私と同じように(恐らく)時空の歪みに呑まれた感覚に酔ったのかふらふらで顔色も優れていませんが、離れ離れの時空に飛ばされることは避けられたようです
その事実にホッとしていると、ふと周りを歩く人達のうち何人かがこちらを見ながらヒソヒソと話しているのに気が付きました
中にはスマホを取り出し私達を撮影しようとしているように見える人も

翠「...あー...やばいですね」

これアレです、急に何もない所から人が現れたって拡散される展開です

翠「逃げましょう!」

エレン「ま、また走るんデスか!」

マリア「ボヤかない!吐きそうなのは私も同じよ!」

・・・

元々人通りの多い場所に飛ばされたおかげですぐに人混みに混ざることが出来ましたが、さて

エレン「ふぅ...困った時の路地裏デス」



コンマ下
奇数 S.O.N.G.の素早い対応
偶数 特になし


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