佐藤和真「こいよ、ゴブリンの王。俺が相手だ!」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/08(水) 02:03:27.38 ID:/F2ygRZ3O
「めぐみん、これで最後のマナタイトだ」
「まったく、なにが一騎討ちですか」
「惚れ直しただろ?」
「直すもなにも、一生惚れてますよ!」

にっと、良い笑顔を見せためぐみんがマナタイトを握りしめ、その瞳が紅く輝く。

「いきます! 紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万象昇温の理。崩壊破壊の別名なり! 永劫の鉄槌は我がもとに下れ! エクスプロォオオオオジョンッ!!!!」

ズドォオオオオオオオオオオオンッ!!!!

「はぅ……史上最高得点……です」

ゴブリンキングは跡形もなく消しとんだ。
同時に、魔力を使い果たしためぐみんが倒れ、爆風に乗ってその香りが漂ってきた。

「なあ、めぐみん」
「ふふっ。惚れ直しましたか?」
「もしかしてお前、ゴブリンに襲われそうになっておしっこ漏らしたのか?」
「な、なんのことやら……」
「その匂いにつられたゴブリンがあんなに群がってたんだろ? なあ、そうなんだろ?」

するとダクネスが酷く心外な顔で追求した。

「そうなのか、めぐみん!? ずるいぞ!?」
「ああ漏らしましたとも! 出せるくらい出しましたとも! もうすっからかんですとも! さあ! 文句があるなら聞こうじゃないか!?」
「フハッ!」
「やだもう、カズマさんったらお下品ねぇ」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

ともあれ、仲間が無事で何よりだと思った。


【この素晴らしい仲間たちに祝福を!】


FIN


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