129:名無しNIPPER[saga]
2020/04/10(金) 18:27:02.59 ID:KobaZcjc0
王久斗「く、くそっ、何度でも撃ってやるぞ!」バババッバババッ
健太「何度やっても同じだっ!」ズンッズンッ
王久斗(駄目だ……【零度支配+無数の矢】の威力では、あの屈強な丸太を打ち破ることはできない。エネルギー的にも無限に撃ち続けるのは不可能、攻撃の合間に距離を詰められてしまう……!)
王久斗(……というのも実は予定通り!俺様の狙いは、奴から『避ける』意識を排除すること!更に相手は、俺様の攻撃に間隙があることを確信している!その上、丸太に身を隠している間、相手の視界も丸太で阻害される!)
王久斗(相手の油断、視界不良、近付いた距離!これだけの条件が揃えば、確実に当てれるぞ!)
健太(攻撃が止んだ!この隙を突いて一気に……!)バッ
王久斗「そこだっ!【べトンランチャー】!」バチュッ
健太「うわっ……」ベチャッ
健太(しまった!足元に何か……何だこれ、とりもち?あ、足が地面から、離れない……!)グググッ
王久斗「ふはははっ!悪いな、俺様の勝ちだ!」
王久斗(奴はもうあの場から動けない。後は安全な距離から【べトンランチャー】を撃ちまくれば、その内顔面に当たり窒息させることができるだろう……)
ポンッ
王久斗「ん?」
王久斗(俺様と奴の間に何か出たぞ……?あいつのマテリアル?いや違う、あれは……)
健太(追加カード……!)
王久斗「あーはっはっは!どうやら勝利の女神は俺様にぞっこんらしい!」
健太(駄目だ、とりもちに足を取られている今、あのカードを拾いにはいけない!)
王久斗「勝利ボーナスのことを考えれば、判断材料は多い方が良いよな……お前を殺す前に、あのカードを拾うとするか」スッ
健太(くっ……このまま殺されて、ここで失格になるしかないのか……!?)
健太「……ん?」チョンチョン
(・x・)「持ってきたったで」フンス
223Res/138.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20