102:名無しNIPPER[saga]
2020/04/08(水) 23:04:52.67 ID:KCNIQn2s0
ナビ「イベント発表だ。『ステージに隠された2個の卵を探した者が敗者復活』……特定の卵を揃えた者は自分が一度死んだ事実をなかったことにできる」
美波「おお!それは欲しい!」
セフィ「……美波さん、一度死んでるんですね」
美波「あっいやその」
セフィ「そういえば……美波さんの願い事ってなんですか?優勝をした暁には、何を願うつもりで?」
美波「え?あー……なんだったっけ……」
セフィ「……はぁ?」
美波「なんか、これって感じのはなかったような……彼氏?いや、お金だったかな。多分お金」
セフィ「くだらない……」フッ
美波「酷い!じゃあ、ジョセフィーヌちゃんの願い事ってなんなの?」
セフィ「私は……貴族という身分の者なのですが……その、少し、ほんのちょっとだけ落ち目になってしまってですね。それを……」
美波「なんだっけ、そういう貴族のこと……あ、没落貴族!」
ハルト「……」ビッ
美波「ひえっ」サッ
セフィ「没落ではありません……!ほんのちょっと落ち目なだけです。分かりましたか」ギヌロッ
美波「は、はい!」
美波(そうだった、プライド高いんだったこの子……)
美波「……いやちょっと待って。じゃあジョセフィーヌちゃんの願い事も結局お金じゃ」
セフィ「よいですか?貴族とはただお金を多く持っている者を指すのではありません。貴い族と書いて『貴族』。その高貴なる精神を持って、端麗なる振る舞い、優雅なる生を送る者を指すのです。ただそのために幾ばくかのお金が必要な事実は否めませんが、だからといって魂まで俗に売ってしまったと捉えられるのは心外です。そもそもこの元凶は、我が家を卑劣なる罠にて脅かした他家にあり、その者達こそが高貴なる精神を失った没落者の誹りがこれ似つかわしく、むしろそんな憂き目に対しても気高い心を忘れぬ私こそが『貴族』の名を冠するに相応し……」
美波「ごめんなさい」
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