【鬼滅の刃】もう嘘はつけない【ぎゆしの】
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21:名無しNIPPER
2020/04/01(水) 21:54:59.63 ID:6ZY1ckmrO
「だから、十二時にもう一度来い。今度は忘れ物をしたなんて嘘はつかなくていい」
「そ、それは…」
「それに…」
「それに?」
「告白は、男の俺からしたい」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER
2020/04/01(水) 21:55:45.88 ID:6ZY1ckmrO
「じゃあ、俺は仕事に戻る」

 そう言って冨岡先生は戻っていく。その後ろ姿の赤い耳を見て、嘘ではないと確信した。そうだ、彼は前世から嘘がつけるような人間じゃなかった。


23:名無しNIPPER
2020/04/01(水) 21:56:21.89 ID:6ZY1ckmrO
「どうしよう…」

 次に会う時には、エイプリルフールは終わっている。もう嘘は使えない。『冨岡先生に告白してもらいに来ました』なんて、言えるだろうか。
 残り時間は約三時間。その間に嘘ではない理由を考えないといけない。

以下略 AAS



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