【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2
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180:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/07(木) 13:11:33.90 ID:t572RcBSO

真人「おう?読書なんて珍しいな。」

理樹「たまにはこういうのも良いよ。何か、落ち着くよね。真人もやってみたら?」

真人「いや、遠慮しとくぜ…俺、本読んでたらだんだん頭が痛くなってくるんだよ…」

理樹「まあ、そうだよね。」

真人「理樹のやることには出来るだけ付き合ってやりてぇけど、これは無理だぜ…理樹と遊ぶ予定だったが、仕方ねぇ、一人でトレーニングでもしてくるか…」

理樹(そういって真人は外へ出ていく。)

理樹(なにか寂しそうだった、悪いことしたかな…帰ったらトレーニングに付き合ってあげようかな。)

理樹(…なんてことを考えていたら…)

美魚「読書ですか、良いですね。」

理樹「あ、西園さん、びっくりした…」

美魚「失礼、読書のお邪魔でしたか?」

理樹「いや、大丈夫だよ。」

美魚「そうですか、なら良かったです…なるほど、ミステリーですか。」

理樹「うん、ちょっと面白そうだったから、借りてみたんだ。なにかおすすめとかあるの?」

美魚「そうですね。その作者だと、物理学者が主人公のシリーズや仮面がタイトルにつくシリーズで有名で、それも面白いですが、貴重なデータ、などのシリーズではない単発の物も好きですね。」

理樹「うん。」

美魚「違う作者でも良いとなれば、館が舞台になるものであるとか、アイスクリームから始まるシリーズであるとか、名字と名前で同じ漢字が出てくる人が書いた作品であるとか、色々ありますね。」

理樹「うん。」

美魚「最近出た話題作ですと、中間、ですとか、少し前ですが、別荘で殺人事件が起こる作品ですとかがありますね、あれらはやはり話題になっただけはあるなかなかの物で…」

理樹「うん。」 

美魚「古典となれば日本ならば江戸川乱歩などになるでしょうね、古い本でありながらも今なお色褪せないものがありまして…」

理樹「…うん…」

美魚「海外となるともっと豊富ですね。コナン・ドイル、モーリス・ルブラン、アガサ・クリスティ、レイモンド・チャンドラー…どれも有名ですが、そのなかでも…」

理樹「…」

美魚「あ、そうですね、ハードボイルドといえば…」

理樹「…」

理樹(どうしよう、全然止まらない!こんな饒舌な西園さん初めてだ!)

美魚「…この文学の流れを組んだ作品として産み出されたのが…」

理樹「あの、西園さん?」

美魚「はい、なんでしょう。」

理樹「うん、もう、大丈夫…」

美魚「そうですか…まだ語り足りないですが…まあいいです。…直枝さん。」

理樹「何?」

美魚「良かったらですが、今持っている私のおすすめの物があるのですが、お貸ししましょうか?」

理樹「え、良いの?じゃあ、貸してもらおうかな。」

美魚「はい、返すときにまた感想を聞かせてくださいね。」

理樹「うん。」

美魚「…さて、ではそろそろ失礼しましょうか、何やら殺気を向けられている気がしますので。」

理樹「殺気?」

佳奈多「……」

理樹「あっ…」

佳奈多「>>181


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