主人公「安価とコンマで武装探偵社の一員として活動する」【文豪ストレイドッグス】
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233: ◆WlXBYBXWS3zL[saga]
2020/08/06(木) 14:39:49.68 ID:ynjNiGQqO
川上「如何する? 訊くの止めるか?」

司馬「い、いえ……」

司馬「『モンド』という精神刺激薬があるんですが、それを売っている奴等を突き止めたいんです。その情報を頂けないでしょうか」

川上「『モンド』ねぇ……何処かで聞いた気も……」

司馬「えっ……!?」

川上「あー、待ち待ち。直ぐに情報集めるから」

司馬「どのくらいでしょうか?」

川上「んー……十分くらい?」

司馬「早ッ!」ガーン!!

川上「ウチの異能は情報収集向きなんよ。ちょっと待っててな……」ゴソゴソ……

川上「どれにするかな……あの花にするか」ペタ……

そう云うと、川上は道端の花に一筆絵の具を塗り付けた。

司馬「……?」

川上「よし───」


川上(──────『墨染桜』!)


川上「……………………」

川上「……………………」

川上「……ふむ。成程なぁ……」

川上「…………他にも訊いてくれるか?」

司馬「……西尾さん。川上さんは何を……?」

西尾「彼の異能力───『墨染桜』は、絵の具を付けた植物と話す事が出来る力だ」

西尾「彼は町の至る処の植物に絵の具を少量付けていてね。情報を得る時は近くの植物から幾つもの植物を経由して町の凡ゆる情報を手に入れている」

西尾「雨が降って絵の具が流れ落ちてしまうの途端に無能になってしまうけどねぇ。何処かの物語の錬金術師みたいだよ、可哀想に」


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