81:☆2/2 ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 23:09:59.57 ID:pVyNxzTm0
のあ「あむっ」
ガリッ! ばりっ、ばりっ!
ボリッ、ボリッ、ボリッ、ボリッ、ボリッ……
美優「」
真奈美「」
のあ「(硬っ……、そしてマズイわ、このルマンド。おまけに苦いしちょっと辛い)」ボリボリボリ
紗南「へえー。確かに『紅茶にはヤングドーナツですわー!』って桃華ちゃんが言ってたなぁ」
美玲「琴歌も“しみチョココーンスティック”が合うって言ってたぞ。よく分からない世界だな」
美優&真奈美「………………………………」
真奈美「(まさかシナモンスティックを食べる人間がいるとは思いもしなかったよ、美優)」
美優「(アレ、食べて大丈夫なんですか? 香りが付いた木の樹皮ですよね?)」
真奈美「(体を張ってからかっているのか、はたまた用途を知らなかったのか……)」
美優「(この間、緊張しすぎた瞳子さんがスティックシュガーとマドラーを間違えてコーヒー混ぜてましたけど、それに近い状態なんじゃあないですか?)」
美玲「なあ?」
美玲「美優さんのミルクティーにも同じの付いてるけど、残してるならウチが貰ってもいいか?」ヒョイ
美優&真奈美「(!?)」
美優「アッ! だ、だめっ!!」バッ!
美玲「わっ!? ご、ごめん………そんなに食べたかった?」
美優「あっ、びっくりさせてごめんね、美玲ちゃん。その、えっとぉ……」
美優「こ、こういう所のお茶請けってその、お酒が入ってたりするから、あの、………ッ」
のあ「………」ボリッ
美優「ッッ……!!!」
がじっ!
ぼりっ、ぼりっ……
真奈美「………………………」
美優「ゥッ!!!! ……………ゔン、おいしィッ……!!」ボリボリ
美優「ヤ゙……、ウグッ……、やっぱリ、お酒がぁッ゙! ごほっ!? ゲホッ!!!」
真奈美「だ、大丈夫か!?」ガタッ!
紗南「へえぇ、てことはルマンドに似たお菓子かぁ。いいなあ、アタシも将来食べてみたいなあ」
美玲「うーん、他のテーブルの人も結構残してるカンジだぞ。あまり美味しくないのか??」
のあ「………」ボリボリ
※その夜、三船美優はしっかり体調を崩した
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