高峯のあ「牛丼並……玉子とみそ汁もつけて」
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63:☆M ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 22:44:18.54 ID:pVyNxzTm0

貴音「先程も申し上げました。私としては今回の生放送の舞台……、本当に素晴らしい出来だと感じております」

貴音「幻想的な衣装を纏い、のびのびと舞い踊り、私の魅力を引き立ててくれる豪奢な演出に、一歩引いて力添えしてくれる頼もしい踊り手達」

貴音「私自身、これ以上ないくらいに楽しむことが出来ました」

貴音「貴女が受けた誹謗中傷に関しては、私も心を痛めましょう。理不尽な軽侮も、共に分かち合いましょう」

貴音「しかしそれとは別に、貴女は今回の舞台を、どうお考えなのですか?」

のあ「うぅん……」

貴音「…………」

のあ「…………よく分からない」

のあ「まだ、色々やってみないと、上手く言えない……」

貴音「……ええ。その通りです」

貴音「傲岸に講釈を垂れた手前お恥ずかしいですが、私とてまだ至らぬ点が多く、貴女のように俯瞰的な視点で物事を捕えていない事もあります」

のあ「ううん、貴音ちゃんはすごいよ」

のあ「ラーメン屋とコラボして、自分の名前で商品を出して、お店に来たらサービス満点だし、自分の名前が彫ったどんぶりも持ってる」

のあ「まさに、この前の夢のような存在だなぁ……」グビグビ

貴音「そうですか? そこまで言われると………少し気恥ずかしい気もしますが」

貴音「しかし、『夢』とまで例えられるとは……」

貴音「夢を見せ、惹き込む事こそ私達の目標のするところ………正にアイドル冥利に尽きるというものです」

貴音「………」

貴音「……今宵の私は、どうも口が回ります」

貴音「これもひとえに…………、貴女とこうしているのが、きっと私の中で、とても楽しいことなのでしょう」

のあ「…………」グビグビ

のあ「……………ぷはぁ」ゴトッ

貴音「のあ」

貴音「辛い時こそ、楽しみましょう。綺麗な物を探し、美味しい物を沢山食べて……」

貴音「共に笑いましょう。辛さを忘れるのではなく、乗り越えるために」

のあ「すみません、ビールもう一本」

貴音「ふふ……、惚れ惚れする飲みっぷりです♪」



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